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これであなたも接地マスター!!臀部マターの接地の重要性

1.走りの構造を知るためには、まずは身体の構造を知るべし!

2.速い動物の身体構造から学ぶ、ヒトと速い走り方とは?

ShoesPicksでは、一通り様々なドリルのやり方、説明を行なってきました。その中でも、よくでてきた言葉の一つに、「お尻で捉える」という表現です。(、、、使ってましたよね?多分、、、汗)このお尻で捉えるという表現、どういうことが実際に理解している方はどの程度いらっしゃるでしょうか?

 実際に、部活の顧問などからもこのような表現はよく聞きます。しかしながら、そのほとんどの方が実際にお尻で捉えるということがどういうことなのか理解されてない方が多いと感じています。

 では、なぜお尻で捉えることは、走りの動作の中で重要になっていくるのでしょうか?今回の記事ではこれを説明して行きたいと思います!

1.走りの構造を知るためには、まずは身体の構造を知るべし!

なぜお尻で捉えることで速く走れるようになるのでしょうか。これを説明するためには、まずは身体の構造について理解する必要があります。 

 突然ですが、皆さんのなかで、ダチョウの膝関節がどんな形をしているか、ハッキリとご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか?笑

 急になんだ?と思った方もいらっしゃるでしょう。笑 しかしこれこそが、人間の身体の構造を理解するための第一歩なのです!そもそもダチョウとは、最高時速70km(https://ikimono-matome.com/ostrich/#i)で走ることができる、世界最速の鳥です。つまり、人間の身体の構造を理解するために、まずは足の速い動物の身体を研究してしまおうという訳です!(超絶こじつけ)

 ちなみに、これが走っている時のダチョウです!


<出典:https://ikimono-matome.com/ostrich/>

 如何でしょうか?想像通りの身体の構造でしょうか?なぜダチョウは時速70kmものスピードで走れるのでしょうか?

 秘密は、時速70kmものスピードでの疾走を可能にしているこの脚の構造にあります。ここで、あれ?と思った方もいらっしゃるでしょう。そうなんです、じつはダチョウの膝って、人間とは真逆の方向に曲がっているんですね。実は、これはダチョウだけに限った話ではなく、チーターをはじめとした様々な動物が、人間とは逆側に膝が曲がるんです。


<出典:https://rocketnews24.com/2012/12/01/271299/>

え?じゃあ、膝が人間と逆側に曲がれば速く走れるということ?と思ったそこのあなた。

大正解です。

実はそういうことなんです。

もちろん、他に細かい要素は沢山ありますが、ひとつの大きな要因として、この膝関節の曲がる角度があります。

 つまりこれはどういうことでしょうか?それはてこの原理が深く関係してきます。詳しくは下図をご覧ください。

①をみてください。図で説明の通りなのですが、実は人間の膝は、進展動作を行う際に、支点が進行方向の逆側に進むことになります。よって、いわゆるブレーキ動作が作用することになります。人間の脚は、こと前に進むことに関して実はあまり向いていないんですよね。笑 というか、ブレーキするためにあるようなものなんですよね。②をみてみましょう。チーターやダチョウなどのあしは、進展することで支点が前に進みます。これなら、膝を使ってもロスなく進むことができますよね!?

 とはいえ、そんな人間の脚ですが、全くもって前に進まない訳ではありません。多少、膝主導で地面をければ進むこともできます。(特にスタートの最初の2.3歩までは、膝で地面を蹴りたくなりますよね。)その場合、第二の障壁が立ちはだかります。それは、膝を動かすための筋肉が小さいという問題です。どういうことかというと、仮に膝の進展動作で前に進んだ時、膝の進展に必要な大腿四頭筋という筋肉だけでは、推進力が生み出せないということです。お尻や腿うらの筋肉と比べ、大腿四頭筋はより小さな筋肉です。

 直接画像で見比べてみましょう。下図の左が膝進展に必要な筋肉。そして右が股関節進展に必要な筋肉です。実際に見比べてみると一目瞭然ですよね!!

<出典:https://www.styleb.co.jp/seminar/note/knee-extension-muscle/>

また、ハムストリングスから臀部周りの筋肉と比べ、膝進展動作において、連動できる他の筋肉群が少なく、筋肉に非常に不可がかかりやすい構造となっております。30m走を走りきるだけならまだしも、200m走や400m走を走りきるのに、前ももは耐えきれるでしょうか?おそらく無理です笑 ただでさえ進みづらいのに、筋肉の負荷も高い。これはダブルでよくないですよね。

2.速い動物の身体構造から学ぶ、ヒトの速い走り方とは?

ここまで、脚の速い動物はただ筋肉が発達しているというような単純な理由ではなく、しっかりとした身体構造すなわち「仕組み」が機能することによって、その速さを手に入れているということがわかりますね。

 ではどうすればいいのでしょうか?ダチョウと同じ膝関節の向きになればいいのに、、、と考えていたあなた。

あなたも大正解です。

そうなんです。膝とは逆向きの関節で走ればいいんです。笑

 膝とは逆向きの関節。それこそが、股関節という訳なんですね!

股関節の構造は、足の速い他の動物たちの関節と同様に、人間の膝とは逆側に曲がるようになっています。この関節が進展する際に、重心が同時に進んで行きます。更に、この関節を動かすために必要な筋肉である臀部周りの筋群やハムストリングスなどは非常に大きな筋肉であり、瞬発力や持久力においても前腿の筋肉と比べると非常に強いものとなっています。このように、股関節は進展時、動員できる筋肉が非常に多いため、大きな力を生み出すこともできれば、持久力も高い訳です。一石二鳥ですね!

 この動きをするためには、臀部で地面を捉える、すなわち股関節の進展する力で地面を捉える必要がある訳です。今後紹介していくトロットなどのドリルは、それを意識しながら練習するのに最適な方法と言えるでしょう。後日紹介しますので、楽しみにお待ちください!!!

 ぜひ、臀部にテンションがかかっていることを意識して取り組めるといいですね!

まとめ

・身体の構造から速く走るための方法を考える

・速く走るためには「屈曲」が大事

・臀部、腿裏の筋肉が重要

それでは、また会いましょう!

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